タイムライン

マイケルクライトン
小説ってこんなもんかし?
あまりにも安直な展開、というか矛盾だらけ、タイムマシンをテーマにするストーリーにはどうしてもこういった矛盾はあるとは思うんだけど、それにしてもっていう感じ。
まぁ、ジュラシック・パークとやらでも、同じような展開だったから、しょうがないね。
なんだかシラケっぱなしなお話でした。。

鉄鼠の檻

京極夏彦ですね〜
相変わらず分厚い本と格闘しながら読んでみました。
京極節も最初の頃に比べたら多少は丸くなった感じはしたけど、まだしつこいところもありますね。
面白くないって訳じゃないけど、余分なページがうざい感じでした。
自分は、電車の中とかで本を読むのがほとんどなんですが、これはさすがにでかすぎて電車の中では読めない、もうちょっと考えてもらいたいね、意味のないバカげたこだわりは捨てて欲しいと切望します。

ビッグボートα

赤川次郎。
つまんない小説しか書かないと思ってたら、こんな本も書くんだね。
上・下2冊なんだけど、あっという間に読める、文章軽いしね。
赤川次郎っぽくない内容で、とってもよかった、ま、細かい所、登場人物の行動・思考パターンは相変わらずだとは思うけど、全体的なストーリーが、ちょっと違っていい気分で読めた。
かなり古い小説だけど。
独特の軽い赤川節が好きな赤川次郎ファンにはお勧めできないかもしれないけど、素敵な小説でした。